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さくら柄のゆかた…今ではごく普通のものなんですが、昔は無かったんです。
何故かって言うと、業界的には(堅い言い方をすれば)ルール違反とされていたからです。
業界的な考え方でいくと、きものや浴衣の柄は、着る季節に合った柄か次の季節を先取りした柄に限定されてしまいます。(浴衣なら、朝顔・トンボ・金魚・風鈴・月うさぎなど)
つまり、夏のゆかたに春の柄のさくらでは、季節を逆戻りしたことになってしまい、理屈に合わない、という考えが昔は多かったのです。
でもこの考え方は、毎日のように着物を着ていた時代は、おしゃれな考え方だったのかも知れないけれど、年に1度着るかどうか分からない今の時代には、合わなくなってきたんです。
日本の浴衣なのに、日本の花とも言える「さくら」の柄が使えないって、不自然でしょ・・・。
さくらの柄の話だけでなく、昔からの言い伝えで、タブーになってる柄や色などが、他にもあります。
例えば、「動物の柄は(生き死に)があるからダメ」とか、源氏香の柄を「女性が不幸になるからダメ」などと言う人もいます。
でも、こんなことを言ってたら 本当に着たいものが着れないですよね。
最近は、こういった言い伝えは受け入れられなくなってきています。
かわいいから着たい。
…これでいいんだと私たちは思います。
まあ、何にせよ、まだ当分続きます。このさくらブーム。
きっと、今年の夏の夜も、さくらは満開です。 |
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