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ゆかたのコラム
スタッフブログ : まわるの?

このギョーカイに勤め始めたころ、いろんな友達から同じような質問を受けました。

「なあ…。 きものって(帯をひっぱったら)まわるの?」


(^^ゞ…(ーー;)…。


みんなキョーミあるみたいです。このテの事に。

よく時代劇の1シーンなんかで、清純な町娘が悪代官の手にかかり、乱暴されそうになるシーンで、


代官:「ふっふっふっ…よいではないか…」

町娘:「おやめください!ご無体な…」

代官:「あがいても誰も来ぬわ…それいっ!」

町娘:「あ〜〜れ〜っ!(くるくるくる…)」


というやつ。

あれが本当にできるのかどうか、男の人はとても気になるみたいですね。

これ、私だけでなく、このギョーカイの人たちは結構聞かれているみたいです。


で、あまりの問い合わせ(?)の多さから、この傾向を…

『お代官さま症候群』

…と勝手に命名しちゃいました。(^^ゞ

全国のお代官さま、ごめんなさい。(…もし、いたらだけど…)

で…。

最初の質問。これ、本当にまわるのか?


答えは、「まわりません。」

(実際にまわしてみたことが無いので、「まわらないハズ」という方が正しいのですが。)


きものの場合、今の時代の帯は、金箔糸をふんだんに使った錦織の帯が大半です。

結び方も複雑で、帯結びをほどくだけで数分を要するでしょう。

まず結び目をやっとの思いでほどいて、その後頑張って引っ張ったとしても、帯締めや帯揚げ、帯枕や前板までが邪魔をして、『お代官さま』の行く手をさえぎることになるはず。

ドラマのように、「するするっ…クルクル〜っ!」とはいきません。…あしからず。

昔のように帯幅が細く、長さも長く、身体に何重にも巻きつけて結んでいる時代なら、引っ張ればまわったかもしれませんが…。

ゆかたの帯でも同じです。程度の差こそあれ、昔と比べると結び目は複雑で、ちゃんと補正具も入っています。



ま、はやる気持ちはわかりますが、きものやゆかたの時は“鑑賞のみ”にされた方が無難です。(^^ゞ

それでも「本当にまわるかどうか、一回試してみたいっ!」なんて考えている…


「…おぬしも、なかなかの“ワル”よのぉ…( ̄曲 ̄)」


…な、お代官さまへ忠告!

くれぐれもお相手の町娘の同意の元でお試しくださいね。


(その効果の程がはっきりしたら、編集部までメールください。(無茶苦茶興味あったりして…(^^ゞ))

…以前、他のサイトに寄稿していたコラムです。リニューアルされる、ということでこちらに掲載させていただきました。…



で…後日談。このコラムを読まれた方(しかも女性!(^^ゞ)から、反論のメールが!

【 かなこん さまより 】

引用:


はじめまして、いつもサイト楽しく見てます。
コラム読んで、メールしました。
実は、あの「あ〜〜れぇ〜」ですが、やったことがあります。
いえ、私も女ながら興味があるんです。
面白そうじゃないですかっ。



一回目は友達にやってもらいました。
彼女があまりにもあせったため、ちょっとうまくいきませんでしたが。


二回目は彼氏にやってもらいました。
結構うまくいきますよ。


あらかじめ帯の結び目を解いて、引っ張ってもらいます。
コツとしては、やっぱり女の子が自ら両手をあげて回ること。
回り終わったら、「きゃぁっ」などといって倒れれば完璧です。
というか、回転に弱い私は自然に倒れただけですけど。
花火のあとの余興にはぴったりじゃないかなぁ、なんて。
それでは。



よ・余興って…(^^ゞ

なかなか活発な“町娘”さんだこと…(o ̄∇ ̄o)

「…ほかにも、結構やったことのある人、いるんじゃない?」と、編集部内でも話題になっているところです。

もしも他に「お代官さま」や「町娘」の経験者がいらっしゃったら、編集部までメールを下さい。

お待ちしてます。…ひょっとしたら“新コーナー”の予感?!

投稿者: andokyo 投稿日時: 2010-11-25 10:02:00 (9616 ヒット)