企画特集
アニメで帯結び!貝ノ口結びに挑戦!!
●1.帯を巻きつけます。● | |
![]() | 帯の端から60cm程度の部分を、縦半分に折ります。 (クリップか洗濯バサミでとめておくと便利です。) ↑ここで作った部分のことを『テ』とか『手先』と言います。 手先を右肩にかけ、帯をからだに巻きつけていきます。 図の様に手先の付け根を三角に折りたたむとすっきりします。 帯がゆるんでこないよう、しっかりと巻きつけましょう! (脇の下の部分がずれて見えないように注意するといいです。) |
●2.帯を結びます。● | |
![]() | 帯を軽く持って、腕をのばします。 腕がのびきったあたりで帯をふたつに折ります。 帯のあまった部分を背中の方へ回しこみます。 肩にかけた手先をおろし、ふたつに折った帯をその上に持ってきます。 ※このとき、おろした手先の向きに注意してください。そのまま手先を「下にずらす感じ」でおろすと良いです。 手先とふたつに折った帯をしっかりと結びます。 このとき必ず手先が下にくるように結んでください。 |
●3.さらに帯を結びます。● | |
![]() | 結んだ手先の根元のシワを取っておきます。 ふたつに折った帯を、図のように内側に二つ折りにします。 折り紙をたたむように折っていくとうまくできます。 折った帯の間に、手先を折り返して通します。 手先とふたつに折った帯の端を引っ張って、しっかり結んでください。 あまり強く引くとかたちが崩れてしまいます。 帯のかたちをキレイに整えながら、しっかりと引いてください。 |
●4.まわして完成!● | |
![]() | 帯のかたちを整えたら、矢印の方向へ帯をまわします。 くずれないように慎重にまわしてください。 |
![]() | 貝ノ口結び、完成です! |
※貝ノ口結びの注意点 写真の帯はポリエステルの帯を使用していますが、貝ノ口結びは麻や綿などのすべりにくい素材の帯で結ぶことをおすすめします。(とくに初心者さん) ポリエステルの帯は表面に光沢があり、すべりやすいから結びやすいという特長を持ちます。 貝ノ口結びは最後の結びを下から結びあげる特徴的な結び方で、この結びがしっかりできていないと手先がすべり落ちてきて、ゆるんできてしまいます。 とくにすべりやすいポリエステルの帯は手先が落ちてきやすいのです。 この貝ノ口結びは、折り紙を折るような平面的な結びがとくに多い結び方なので、固めの麻や綿でも結びやすいのでご安心を! いろいろな素材を試してみると、新たな発見があるかもしれませんね。 ぜひ、お試しください! |
↓下の帯じめを使ったアレンジ↓で帯のゆるみをやわらげる予防策もあります。 |
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帯じめを締めることで、結びのゆるみも防ぐことができます。 |
![]() | 結びの中に帯じめを通し、結びを上からおさえるようにします。 |
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▼帯じめを結びます。▼ | |
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普通に結んでも良いですし、リボン結びなどのアレンジをしてもかわいいですよ。 |
ほかの帯結びにもチャレンジしてみよう!
<基本結び>★印のあるものは、基本結びをしてからご覧ください。 |
文庫結び ★ | 花文庫 ★ | 片花文庫★ |
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